土佐日記(嘘)

若者もすなる、はてぶ(ろ)といふものを、ばばあもしてみむとて、するなり

ひろき君

このタイトルでさしているのは、鈴木拡樹さんのこと。NO.9のご出演決まりましたね。おめでとうございます。
かなり唐突だけれど、彼のことは「拡樹君」と私も私の周りも呼んでいた。 鈴木拡樹さんがデビューされたころには、ナベプロ所属の鈴木裕樹さんがいらっしゃった。その彼は「ズッキー」と呼び、鈴木拡樹さんは「拡樹君」と呼んで区別していた。そしてそれは未だに続く。

私が、拡樹君と聞いてパッと思うのは、「麗羅」「グリーンウッド」「テニミュに出ていない」前者二つの情報更新されない加減がやばいな。でも、風魔の小次郎のキャスト発表の時に「なにこの美しいお顔!」って衝撃がすごかったの。そんな彼のデビュー当時は、テニミュに出演した俳優がもてはやされた時期だったように思う。謎のDVDが発売されたり、UHF系で色々と番組が放送されたり、なんちゃらパワーのイベントが乱立したり、某カメラマンさんに撮影されたりetc...
若干、バブル感もあるけれど、この波に上手く乗ることができれば、新しい道が切り開けるのではないか?と思わせる時代。特に、テニミュに出られれば、闇から抜けられるような。そんな感じ。(ま、それもテニミュマジックがとけたら、えらいことになってたけど。)

拡樹君は前述の通り、テニミュに出ていない。でも、今や2.5次元舞台では確固たる地位を築いている。安心と信頼の鈴木拡樹みたいなツイートを見た記憶がある。そう周りに思わせるんだ。
そんな現状が拡樹君の力だっていうのは、分かってる。
でも、「あの人はテニミュに出られなかったけど、今も現役で、私が応援していた人はテニミュに出られなかったけど、引退してしまった。」って思ってしまう。あ、拡樹君が出られなかったのか出なかったのかなんて真実は知らないけど、私が好きだった人は、出られなかった。引退したのは本人が選んだからだし、テニミュ出演の有無が関係ないのもわかってる。でも、もし出られていたら、どうだっただろうか。というたらればが、いつまでたってもめぐる。拡樹君の活躍は私にとってはとても眩しい。

拡樹君は、髑髏城に続いて、2.5次元舞台でも、いわゆる若手俳優ばかりを集めた舞台でもない作品、これから、拡樹君はどんなフィールドに進んでいくのだろうか。
2.5次元じゃない作品で拡樹君を見たのはいつが最後だったかな。
NO.9興味あるけど、3年前同様にオリックス劇場が関西だとためらうし、推しとエンタメ予算との相談だな。


natalie.mu