土佐日記(嘘)

若者もすなる、はてぶ(ろ)といふものを、ばばあもしてみむとて、するなり

平穏なのに物足りない。

推しは数年前に、煙草の焦げくらいのボヤはあったけど、それ以来、ボヤることもなく、ちょっとなーと思うところが過去にありはしたけど、盛大にキレてるの世界で私だけじゃないか?って思うにほど、ファンが表だって怒りをあらわにしていることがないし、いわゆる人質みたいな扱いにもなったことないし(これはいいのか悪いのか。)、界隈でアレだと評判の制作舞台にも出たことあるけど、特に不快感はなかった。集客やべぇなとは思ったけどww
たまに事務所にもやることだってあるけれど、総合的に見ると平穏な心でいられる。
私が特に下心なしにファンしてるからか、鈍感なのかもしれないけど。

それは凄くいいことなんだと思うけれど、たまにつまんないなーって思ってしまう自分がいる。ジェットコースターみたいなのから、逃げたかったのに、あまりに推し界隈が平穏で、昔を知ってる人からは良かったね!っていわれるし、良かったと思ってるんだけど、友人が繋がりの人間関係でいっつもキーキー言って無駄に色々背負って、でもやっぱりずるずる行ってしまうっていう、いつもと変わらない話を聞くと、そのジェットコースター的な目まぐるしいさが、羨ましいなぁーと思ってしまう。
結局、その目まぐるしさもあいまって、私はなんとなく、ずるずると二推しみたいな人ができて沼に足つっこんで、でもやっぱりしんどいこと多くてようやく卒業できたのに、また物足りない。

平穏であるのは、良いことだと思うのに、不思議だ。