土佐日記(嘘)

若者もすなる、はてぶ(ろ)といふものを、ばばあもしてみむとて、するなり

恵まれているとは思う。

今日も今日とて観劇してきました。
その内容は追々。そんなばばあの環境の話


ばばあは、地方の実家住みです。
まぁ、地方って言っても関西圏の便のいい場所です。正確に言うと実家でもなく、親と住んでるわけじゃないので、その辺ややこしいけれど、実家で親と住んでるのとあまり変わらないから、実家ってことにしています。
さすがに、ばばあなので、門限はないですが、なるべく日付を跨がないようには心がけて、大体の帰宅時間は最初から言っておきます。ただ、未成年の頃から、門限は言われたことがありません。昔から、夜に外出していましたが、補導されなかったのは、小学校高学年にして20歳と間違われる老け顔だったせいだと思います。
昔の電車ってどこも自動改札じゃなかったんだけど、改札に駅員さんがいて、乗る時に切符を見せるんだけど、その時、小児運賃の切符見せたら、突っ返されたこと数知れず。最初は子どもだったから、まじでびびったけど、何度も続いたら「またかよ!」ってなってて、「私、小学生です!」って言い返していた。

 

そんなばばあが、バンドのライブ行ったり、観劇するようになったのは、ウン十年前のまだ、10代。観劇に関しては、普通に観劇をするという土壌がある家庭でした。そして10代が一人でライブハウスに行くのを許容する家庭は、当時ではかなりかなり珍しかったと思います。遠征は高校生の頃からしていました。中学生の時から、名古屋までは行っていました。そんなわけで、名古屋は遠征とは言わない。
未成年の頃は遠征の時、日程と行程、宿泊先は強制的に言わされていました。成年になってすぐの頃は、自由でしょ!って思って、日程だけにしていましたか、それはそれで何かあった時っていうのが大変だといつ頃か気づいたので、今は自発的に日程と交通機関と宿泊先と何に行くかは伝えています。まぁ、情報としては、何に行くかはあまり覚えてもらっていないですが。

 

家族は、私が遠征したり、複数回観劇することや若手俳優推してる諸々のことに対して、「またか・・・」というようなことは、言います。特に若手俳優に出戻った時は、「え、俳優はもうやめたんじゃないの!?また?」って言われた。だけど、ぐちぐちと貶されるわけでもなく、最終的にはこれまた色んな意味で「まぁ、無理しないようにね。」と言われます。歴代、応援している人のことを話すこともありますが、話半分にしか聞いてないので、変なことだけ覚えていることが多いです。電車とかバスとかの知識*1に強いので、交通機関の手配などでは、相談に乗ってもらいました。チケット取りも結構、協力してくれました。それこそ、昔ぴあに並びに行く時に何度、お世話になったことか・・・。まぁ、いまだに手伝ってもらうこともあるんですけどね。


だけど、わたしは自分がこうやって未だに色々と追いかけたりしていることは、心の片隅で、なんで私は未だにこんなんなんでしょうか・・・と思うことがあるので、もうちょっと厳しい家庭でも良かったかも?って思うこともあります。
いや、厳しくてもこうなってたかもしれないんだけどね!

*1:鉄ヲタは知ってるけど、あまり多くの人は知らないような豆知識みたいなやつ