土佐日記(嘘)

若者もすなる、はてぶ(ろ)といふものを、ばばあもしてみむとて、するなり

天は赤い河のほとり/シトラスの風-Sunrise- を見てきたよ。

4月に入ってようやく、ムラに行けた。
初日映像とかはチラチラ見てて楽しみだったけど、現場にはなかなかいけなかったんだ!
そして、我が愛しのロイヤルさんが初めての娘役!!初日映像見たら、肩めっちゃ出てて麗しすぎた。

というか、1月に自分でネフェルティティやってもええねんで。って書いてて、それが実現したの恐ろしい。

 

次回、天は赤い河のほとりでは、ウルヒとかどうかな?どうかな?イル・バーニかザナンザの予感だけど。なんなら、ネフェルティティやってもええねんで。娘役やるのも一つだよぉ~。

不滅の棘を見てきたよ! - 土佐日記(嘘)

 

 

ただ、天は赤い河のほとりの配役出た時に、割と出演キャラクター満載すぎるし、二番手のキキちゃんこと芹香斗亜さんがラムセスだし、愛月ひかるさんが黒太子で、この二人が一緒のタイミングで出てくるの結構、原作でも後半戦だし、もちろん、ロイヤルさんの役も原作後半戦の役なので、これはどういう展開になるんだ?と思っていた。

結論から言うと、ぎゅっとまとめて、とりあえずキャラクター出してみました!感が強かった。結構、ざっくり飛ばされたところもあったり、改変きつかったりすることもあった。原作でもお亡くなりになるキャラクターだけど、亡くなり方がかなり違うとかね。2.5次元の舞台と思って見に行くとなんか違うなって思うかな。でも、宝塚流の「天は赤い河のほとり」って言ったら、まぁ納得?

 

 「天は赤い河のほとり

テンションあがるテーマ曲

OPの曲、サビでめっちゃテンションあがる。ちょっと音域厳しそうな人もいたけど、テンションあがる。

黄金に輝くロイヤル。

ネフェルティティ。美しすぎる。キンキラキンの衣装にも全くかすまない美しさ。オリエントの秘宝ロイヤル様といっても、過言ではなかろう。

しかし、顎がかなりシャープになった気がする。娘役するから痩せたの丸わかり。宝塚の生徒さんってただでさえ細いのに・・・。肩だし衣装だからだろうなぁ。つか、腋ってあんなに窪むもんなの?折れそうなんですけど?

マッティとタトゥーキア

青年になった二人は、オープニングでしか絡みないんですよね切ない。まぁ、原作も回想くらいだったはずだから、しゃーないけど。
でも、愛月ひかるさん扮するマッティの表情がすごく切なかった。


真風さん結構噛んでた。

私の初見、結構噛んでた。大劇場トップで緊張してるからか、中だるみか。


ユーリがかわいい

星風まどかさんのユーリ愛らしい。まぁ、なんといっても100期生で若いし。新人公演も出演してたって凄いよね。


マッティ雑じゃね!?

マッティ、マッティ言うてるけどマッティワザ。
ミタンニの王太子である彼が自分が愛した姉、タトゥーキア(のちのネフェルティティ)のイヤリングをユーリにあげちゃう件がすごい軽いと思った。しかし、これやらないと、ネフェルティティ出せないから仕方ない。

不意にザナンザにときめく

桜木みなとさんも美しい。というか美しいしかない。宝塚こわい。まぁ、パレードの時にずんちゃんと愛ちゃんがファー肩にかけてて、それもある意味怖かったけど・・・。*1


ウルヒとナキア、マッティとタトゥーキア

なんかちょいちょい挟まれる、二組のカップル(?)の回想シーン。まぁ、これだけのキャスト出すならそれ大事だよね。でも原作知らんなら分からんかも。


キックリがイケメン

キックリが語り部やってくれて、で、なんかキックリめっちゃイケメンって思った。さすが宝塚。どの役もかっこよくなる。
キックリ役の凛城きらさんって前回の大劇場公演神々の土地で少し悪の要素が強い女性の役で、またそれとは違う役どころで、前とも印象違ってまた素敵だなって感じた。
だから、次はロイヤルさんにもそんな風に思えるかな。

ラムセスの曲が割とかわいらしい。

WOWOWの番組で、ハクナマタタみたいだってご本人仰っていたけれど、たしかに。ってなった。

胸像のシーンはあってよかった。

いや、まぁ、ネフェルティティ出すならこのシーンださずにどのシーン出すねん!!って話なんですけどね。そうそう、最後までネフェルティティにお仕えするトトメスええ人や。

 よく言えば贅沢、悪くいえばもったいない。

ほんっと、キャラクター多いから!ぎゅっとつめすぎ。正直、完結してる話だからユーリが異世界からやってくるところから、タワナアンナ(后妃)になるまで全部やったってことなんだろうけど、だからバサッバサッ!ってシーンが変わっていくので、出演時間短い人多くない?ロイヤルさん、最初でてきてから次出てくるまで、1時間くらい出てこなかった気がするんですけど?


ま、でもロイヤルさんが美しかったしいいや!

 

シトラスの風-Sunrise-

ムラのピアノ自動演奏で高まってた。

 大劇場入ってすぐにピアノがあるんですけど、その演目の曲を自動演奏してくれちゃってるんですけど、シトラスの風が流れてて、それも高まったよ!

組長の手の動きが渋い

幕があがって、男役さんが壇上にいるけど、宙組男役最上級生宙組組長こと寿つかささんの手の動きがしぶい。これが宙組の歴史をすべて受け継がれた「シトラ~ス」か!!!ってなった。

 

ロイヤルさんがやっぱり細すぎる!!

2幕になったら男役なんですよ!ファンとしては一度で二度おいしい気はするけど、やっぱり男役の線にしたら細いな・・・ってなった。心配。

 

ステートフェアがかわいい

でもどうしてもメリーポピンズみ見えるし、ペンギン出てきてほしくなる・・・。

 

ノスタルジアがかっこいい

士官の格好でね、ロイヤルさんがいるんですよ。え、足長すぎじゃない?え、さっきまであの美しかったネフェルティティと同一人物なの?え?ってなる。ロイヤル。
ロイヤルさんだけじゃなくて、ここにきて、芹香斗亜さんのかっこ良さに気付く(遅い)いや、だって、ラムセスちょっとコメディ要素強くなかった?

 

とりあえず、ロイヤルさん男役が見られてうれしかったけど、やっぱり細くて心配だった。リフトなくてよかった。

 

 

あと一回しか見られないのしんどい。でもおかわりする暇がない!!!

 

だけど、美しいから、ぜひ見て!特に26秒あたり!!

www.youtube.com

 

*1:宝塚は最後のパレード(階段降り)の時に序列を羽背負わせたりして明確にしたりぼかしたりして、それが宝塚ファンにとっては割と闇が深いなっていつも思う